公費助成対象の予防接種・抗体検査のご案内
ー乙訓地域(長岡京市・向日市・大山崎町)・京都市ー
乙訓地域(長岡京市・向日市・大山崎町)および京都市に住民票がある方を対象とした、公費助成適用の予防接種と抗体検査の解説です。対象年齢や要件を満たす場合、公費による費用助成(自己負担金の軽減または無料)が受けられます。
令和8年度ですでに公表されている情報をもとに作成しています。詳しくは各市町村のホームページで必ずご確認ください。
1. 風疹(抗体検査・予防接種)
風疹は、妊娠初期の女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、心臓に障害(先天性風疹症候群)が出るリスクがあるため、ご家族を含めた対策が極めて重要です。
① 【無料】風疹抗体検査(京都府・京都市事業)
京都府(乙訓地域含む)と京都市では、将来の妊娠に備えるため、以下の対象者に無料の抗体検査を実施しています。
- 対象者: 妊娠を希望する女性、および抗体価が低い妊婦の同居人
- 対象外となる条件: 過去に抗体検査を受けたことがある、明らかに2回の予防接種歴がある、過去に風疹に罹患したことがある
② 風疹予防接種の費用助成(任意接種)
抗体検査の結果、抗体価が低いと判明した「妊娠希望者」または「妊婦の同居人」は、予防接種の費用助成を受けられます。
| 地域 | 助成内容(自己負担額) | 申請・受給方法 |
|---|---|---|
| 乙訓地域 | 費用の2/3を助成(1円未満切り捨て) | 接種後に患者様ご自身で、お住まいの自治体の保健センター等へ直接申請を行います。 ※非課税世帯・生活保護は事前申請で全額助成 |
| 京都市 | MR:3,500円 風疹単独:2,200円 | ご予約の際、「京都市の風しん抗体検査の助成制度又は任意予防接種の一部公費負担の利用を希望する」と必ずお伝えください。 ※非課税世帯・生活保護は事前申請で全額助成 |
京都市・乙訓地域での事後申請(還付・請求)に必要なもの
助成の申請(過去に申請歴のない1回限り)には、一般的に以下の3点が必須となります。自治体によっては他にも必要なものがあるため事前確認をおすすめします。
- 自治体指定の請求書(公式HP等でダウンロード)
- 当院が発行した領収書
- 抗体価検査の結果用紙
2. 高齢者肺炎球菌ワクチン
主に65歳の方を対象とした定期接種です。使用するワクチンは「プレベナー20」となります。
| 地域 | 自己負担額 | 備考 |
|---|---|---|
| 乙訓地域 | 4,000円 | 対象年齢の年度に自治体から定期接種の通知が届きます。 |
| 京都市 | 7,000円 | 対象年齢の年度に自治体から定期接種の通知が届きます。 |
3. 帯状疱疹ワクチン
50歳以上の方を対象とした、帯状疱疹の発症・重症化を予防するためのワクチンです。効果や接種回数が異なる「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があり、どちらも公費助成の対象となります。
| ワクチン種類 | 乙訓地域(自己負担額) | 京都市(自己負担額) | 必要回数 |
|---|---|---|---|
| 生ワクチン | 4,000円 / 回 | 4,000円 / 回 | 計1回 |
| 不活化ワクチン | 10,000円 / 回 | 18,000円 / 回 | 計2回 |
4. インフルエンザワクチン
主に65歳以上の高齢者の方を対象とした、秋冬の定期接種です。75歳以上の方を対象に、より高い効果が期待できる「高用量インフルエンザワクチン」の選択肢もありますが、地域によって助成内容が異なります。
| 区分 | 乙訓地域(自己負担額) | 京都市(自己負担額) |
|---|---|---|
| 一般(65歳〜74歳) | 1,500円 | 1,500円 |
| 一般(75歳以上) | 1,500円 | 1,000円 |
| 高用量(75歳以上のみ) | 3,000円 | 助成なし |
5. 新型コロナウイルスワクチン
主に65歳以上の高齢者の方を対象とした、秋冬の定期接種です。
| 地域 | 自己負担額 | 接種回数 |
|---|---|---|
| 乙訓地域 | 5,000円 | 1回 |
| 京都市 | 7,500円 | 1回 |
6. 妊婦RSウイルスワクチン
令和8年4月1日より開始されました。RSウイルスは、乳幼児に重い肺炎や細気管支炎を引き起こす原因となるウイルスで、妊娠中のお母様にワクチンを接種することで、出生直後からRSウイルスに対する免疫を授けることができます。
※妊娠28週0日 〜 36週6日の妊婦が対象となります。
| 対象者 | 自己負担額 | 接種回数 |
|---|---|---|
| 乙訓地域 | 0円 | 1回 |
| 京都市 | 0円 | 1回 |
※接種時に必要な持ち物
- 母子健康手帳
- 市区町村から送付された予診票
- 健康保険証
里帰り出産を予定されている方へ
住民票がある市区町村から発行された予診票があれば、指定医療機関で公費助成を受けられます。当院が指定外の自治体である場合でも、後から払い戻しが受けられる「償還払い制度」が利用できる場合がありますので、事前にお住まいの自治体へご確認ください。











