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新型コロナワクチン

新型コロナワクチン

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この記事の監修医

薬師堂かたおかクリニック 院長 片岡 尚之(かたおか たかゆき)

平成27年 大阪医科薬科大学卒業/同大学病院 初期研修修了/同大学 呼吸器外科 後期研修修了/市立ひらかた病院 呼吸器外科 医長・救急科 医長

ワクチンの専門医ではありませんが、呼吸器外科医として肺炎など重症化リスクの高い疾患を数多く診療し、救急科医長として予防接種後の副反応への対応にも従事してきました。かかりつけ医として、それぞれのワクチンの利点・注意点を中立的にご説明し、接種するかどうかはご本人の判断を尊重しています。

最終更新日:

新型コロナウイルス感染症は5類移行後もいまだに流行を繰り返しており、特に高齢の方は重症化に注意が必要です。「ワクチンの種類が多くてどれを選べばいいか分からない」「副反応が心配」という声もよく伺います。ここでは、当院で接種できる3種類のワクチンの違い、費用、接種後の注意点を分かりやすく解説します。

新型コロナワクチンに対する当院の考え方

2020年に世界中で新型コロナ感染症が流行してから、早くも5年が経過しました。新型コロナ感染症は、2024年にも日本で約35,800人の死者を出し、いまだに猛威を振るっています。SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)に対するワクチンも多数開発され、国際的にワクチン接種が推奨、実施されてきました。そのワクチンは新型コロナ感染症に対して初めて実用化されたmRNAワクチンであり、作用機序が複雑であるため、その是非を巡っていまだに議論をされています。

ℹ 「シェディング」についての誤解
なかでも「ワクチン接種者から未接種者に成分が伝播する(いわゆるシェディング)」という情報がSNS等で広まったことがありますが、厚生労働大臣は記者会見で「そのような現象が科学的知見として存在するとは承知していない」と明確に否定しています。ご不安な点があれば、遠慮なくご相談ください。

当院では、厚生労働省の指針のもと、新型コロナワクチンの接種を行っています。武田薬品工業株式会社のヌバキソビット®︎(組み換えタンパクワクチン;不活化ワクチン)、Meiji Seikaファルマのコスタイベ®︎(自己増幅型mRNAワクチン)、ファイザー社のコミナティ®︎(mRNAワクチン)の3種類をご案内しています。それぞれ利点がはっきりとしており、近年の傾向として1年のうち2回(8月中旬、1月下旬〜2月上旬)流行する新型コロナ感染症の対策として、これらのワクチンを推奨します。

当院としては、「新型コロナワクチン接種はやや推奨」という立場です。ワクチンの効果、副反応、合併症の頻度を考慮すると積極的に推奨すべきですが、新型コロナワクチンに対して反対的な立場の方もおられることを考慮すると、必ずしも全員に推奨はできないと考えます。ご検討されている、または話を聞いてみたいという方は、ぜひ直接ご相談ください。

ワクチンの特徴と選び方

ヌバキソビット®︎は抗体価が接種後6か月頃から緩やかに低下しますが、1年後でも一定の発症予防効果が期待できるとされ、mRNAワクチンに抵抗がある方でも使用しやすい不活化ワクチンであること、また他よりも副反応がマイルドで身体の負担が少ないことがメリットです。コスタイベ®︎は自己増幅型mRNAワクチンという次世代mRNAワクチンで、12か月後も体内の抗体価が高いレベルで維持されたというデータがあり、1年に2回流行する新型コロナ感染症の対策に適していることがメリットです。コミナティ®︎は世界的に最も接種実績が豊富な従来型のmRNAワクチンで、流行株に合わせた改良が続けられています。

なお、ヌバキソビット®︎・コスタイベ®︎はいずれも1バイアルで2回接種分のため、2人分の予約がまとまってからでないと開封できず、お一人でのご希望日程が合わせづらいことがあります。コミナティ®︎は1回分の使い切りシリンジのため、お一人でもご予定通り接種しやすいという特徴があります。ご都合を予約時にお伝えいただければ、調整いたします。

ヌバキソビット®︎コスタイベ®︎コミナティ®︎
種類不活化ワクチン
(組換えタンパク)
自己増幅型mRNAワクチンmRNAワクチン
効果の持続期間抗体は6か月頃から緩やかに低下
(1年後も一定の発症予防効果)
12か月後も抗体価は高値を維持※約半年
(追加接種が推奨されています)
副反応他よりやや少ない、軽い他と同程度発熱・倦怠感等がやや出やすい
(まれに心筋炎等)
接種のしやすさ1バイアル2人分
(お一人での予約は日程調整が必要)
1バイアル2人分
(お一人での予約は日程調整が必要)
1本1回分のシリンジ
(お一人でも予定通り接種可能)
おすすめ①副反応が少ない1年間しっかり効果が続く世界的な接種実績を重視する方
おすすめ②mRNAワクチンに不安がある人向け令和8年の流行変異株に適応お一人でも予定通り接種したい方

※コスタイベ®︎の「抗体価が高値を維持」は、体内の防御反応の強さを示すデータであり、発症予防効果そのものがどの程度持続するかはまだ確立していません。

どのワクチンが合うかご不明な場合はご相談ください WEB予約はこちら 📞 電話で相談

何歳から接種できる?何科・どこで受けられる?

当院では18歳以上の方を対象に接種しています。特に65歳以上の方や、60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能もしくはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害がある方(身体障害者手帳1級相当)は、重症化リスクが高いため定期接種(公費)の対象となっています。

新型コロナワクチンは、内科・かかりつけ医で接種できます。当院のような一般内科クリニックで、ご説明から接種、接種後の体調確認まで対応しています。予約制のため、WEB予約またはお電話でご予約のうえご来院ください。

接種費用

当院では、新型コロナワクチン接種は以下の通りです。

  • 18歳以上 15,400円
  • 65歳以上の方、または60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能もしくはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害がある方(身体障害者手帳1級相当) 5,000円(2回目の追加接種は15,400円)

接種後の注意点

体調に変化があればすぐにご相談を

ごくまれに、接種直後にアナフィラキシー(強いアレルギー反応)が起こることがあるため、当院では接種後15分程度、院内で体調の変化がないかご確認いただいています。帰宅後に高熱が続く、息苦しさ、胸の痛みや動悸などの症状が出た場合は、様子を見ずに医療機関にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

何歳から接種できますか?
当院では18歳以上の方を対象に接種しています。65歳以上の方、または60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能もしくはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害がある方(身体障害者手帳1級相当)は、定期接種(公費)の対象です。
3種類のワクチンのうち、どれを選べばよいですか?
副反応の少なさを重視するならヌバキソビット®︎、1年を通じた効果の持続を重視するならコスタイベ®︎、豊富な接種実績や1人でも予定通り接種できることを重視するならコミナティ®︎が向いています。判断に迷う場合は、ご来院時に医師にご相談ください。
インフルエンザと新型コロナ感染症のワクチンは、同時接種可能ですか?
同時接種は可能で、それぞれ左右の腕に分けて接種します。安全性、有効性について単独接種と差はないと認められています。ただし、副反応が出た場合にどちらのワクチンによるものか判別しにくいため、必ずしも積極的に推奨はしていません。
妊娠中・授乳中の予防接種は可能ですか?
厚生労働省の指針でも、妊娠中、授乳中の予防接種は可能と示されています。不活化ワクチンやmRNAワクチンを接種することで胎児や乳児への影響は及ぼさないとされています。ただし、理屈上は安全でも不安がある方は一定数おられると思います。無理に推奨するものではありません。
もっと色々知りたいことがあります。どうしたら良いですか?
厚生労働省ホームページに新型コロナワクチンのQ&Aをまとめたページがあります。当院をはじめ、ワクチンを説明する医療機関のホームページには多少の情報の差異があるので混乱されることもあると思います。少しボリュームがありますが、色々と気になる方には信頼性もあるのでお勧めします。(厚生労働省 コロナワクチンQ&A

新型コロナワクチンの接種をご検討の方はご相談ください

ワクチンの選び方から接種後の注意点まで、まずはお気軽にお電話ください

📞 075-950-7102
WEB予約はこちら

月〜土診療 / 京都府長岡京市今里西ノ口7-1

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