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長岡京市の内科・呼吸器外科クリニック

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吐き気・嘔吐

吐き気・嘔吐

はじめに

吐き気(悪心)や嘔吐は、体内の有害物質を外に出そうとする防御反応です。 脳にある「嘔吐中枢」が刺激されることで起こります。

一時的な食べ過ぎや飲み過ぎであれば心配ありません。しかし、中には命に関わる重大な病気が隠れていることもあります。 まずは「何が原因か」を正しく見極めることが大切です。

吐き気・嘔吐のよくある原因

原因は多岐にわたりますが、大きく分けて以下の3つのパターンが考えられます。

① 消化器(お腹)の病気

  • 感染性胃腸炎: ノロウイルスや食中毒など。下痢や発熱を伴うことが多いです。
  • 逆流性食道炎: 胃酸が逆流し、胸やけと共に吐き気を感じます。
  • 胃・十二指腸潰瘍: みぞおちの痛みや、ひどい場合は吐血を伴うこともあります。
  • 腸閉塞(イレウス): 腸の通り道が塞がり、便やガスが出なくなります。お腹がパンパンに張り、激しい痛みや、便の臭いがするものを嘔吐するのが特徴です。

② 全身疾患・脳・心臓・耳の病気

お腹以外の異常が原因で吐き気が起こる「見逃せない病気」が含まれます。

  • 心筋梗塞: 胸の痛みだけでなく、強い吐き気や冷や汗が初期症状として現れることがあります。
  • 脳血管障害: くも膜下出血など、激しい頭痛や意識障害を伴う場合。
  • 低血糖・低血圧: 血糖値の急降下や血圧の低下により、脳へのエネルギーや血流が不足し、ふらつきと共に吐き気が起こります。
  • めまい(耳の異常): メニエール病など、耳の内耳の異常で強い吐き気を催します。

③ 生活習慣・メンタル・化学物質

  • カフェインの過剰摂取: コーヒーやエナジードリンクの飲み過ぎにより胃酸が過剰に分泌され、胃粘膜を刺激して吐き気を引き起こします。
  • 心因性(ストレス): 自律神経の乱れにより、喉のつかえ感や吐き気を感じます。
  • 妊娠(つわり): ホルモンバランスの変化による生理的な反応です。
  • 薬の副作用: 鎮痛剤や抗生物質などが胃を刺激することがあります。

すぐに受診すべき症状

以下の症状を伴う場合は、重大な疾患の可能性があるため、早急に医療機関を受診してください。

  • 急激な激しい腹痛や背中の痛みがある(腸閉塞や心筋梗塞の疑い)
  • 突然の激しい頭痛、または意識がぼーっとする
  • 冷や汗を伴うような強い不快感がある
  • 吐血(血を吐く)や下血(黒い便)がある
  • 水分が全く摂れず、尿が出ていない(脱水のサイン)

よくある質問(FAQ)

Q. 吐き気がある時、家でまずできることはありますか? A. まずは衣類を緩めて、静かな場所で横になりましょう。嘔吐したものが気管に入らないよう、顔を横に向けて寝るのが安全です。水分が摂れる場合は、経口補水液を少量ずつ摂取してください。

Q. カフェインを摂りすぎて気持ち悪い時はどうすればいいですか? A. まずは摂取を中止し、水を飲んで体内濃度を薄めるようにしましょう。カフェインには利尿作用があるため、脱水にならないよう注意が必要です。症状が強い場合は胃薬の処方が必要なこともあるため受診を検討してください。

Q. 吐き気と一緒に胸のあたりが重苦しいのですが。 A. 単なる胃もたれではなく、心臓(心筋梗塞など)に原因がある可能性も否定できません。特に冷や汗や肩・背中への放散痛を伴う場合は、我慢せずに至急医療機関に連絡するか、救急受診を検討してください。

Q. 何科を受診すればいいですか? A. 基本的には「内科」または「消化器内科」を受診してください。ただし、激しい頭痛を伴う場合は脳神経外科、強いめまいを伴う場合は耳鼻咽喉科が適している場合もあります。判断に迷う場合は、まずは当院のような内科へご相談ください。

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