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耳鳴り

耳鳴り

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この記事の監修医

薬師堂かたおかクリニック 院長 片岡 尚之(かたおか たかゆき)

平成27年 大阪医科薬科大学卒業/同大学病院 初期研修修了/同大学 呼吸器外科 後期研修修了/市立ひらかた病院 呼吸器外科 医長・救急科 医長

呼吸器外科・救急を中心に経験を積んだ「かかりつけ医」として、耳鳴りのご相談に対しては問診や身体診察、全身状態のチェックを行い、専門的な精査が必要な場合は連携する耳鼻咽喉科へおつなぎしています。

最終更新日:

耳鳴りは人口の15~20%、65歳以上の高齢者では30%以上が苦痛を感じているとされる、非常にありふれた症状です。

周囲に音がないのに「キーン」「ジー」といった音が聞こえる耳鳴り。多くは一時的なものですが、中には重大な病気のサインや、早急な治療が必要な難聴が隠れていることもあります。長岡京市の薬師堂かたおかクリニックでは、かかりつけの内科として耳鳴りに関するご相談・全身チェックに対応していますので、判断に迷ったときはご活用ください。

耳鳴りの「音の種類」と原因

音の感じ方は原因を特定する重要なヒントになります。ご自身の耳鳴りがどれに近いか確認してみましょう。

音の種類考えられる状態
キーン、ピー(高音)加齢性難聴、突発性難聴、ストレス、耳垢詰まり
ジー、ブー(低音)メニエール病、耳管狭窄症(耳の詰まり)
ドクドク(拍動性)血管の異常、高血圧、中耳炎

このように、音の高さやリズムによって、予測される病気が異なります。

耳鳴りの音の種類と考えられる原因を示す図解

注意すべき病気とその特徴

耳鳴りを伴う代表的な疾患です。特に「突然の症状」や「片側だけの症状」には注意が必要です。

① 突発性難聴(※早急な受診が必要)

ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなると同時に耳鳴りが始まります。発症から1週間以内に治療を開始しないと、聴力が戻らなくなるリスクが高い緊急性の高い疾患です。

厚生労働省 e-ヘルスネット「突発性難聴について」

② メニエール病

激しい回転性のめまい、耳鳴り、耳の詰まった感じ(耳閉感)がセットで起こります。数十分から数時間続く症状を繰り返すのが特徴です。

③ 加齢性難聴

加齢に伴い、両耳で高い音の耳鳴りが続くようになります。高い音が聞き取りにくくなるため、言葉の聞き間違いが増えることもあります。

④ 薬剤性難聴(お薬の副作用)

一部の抗菌薬(アミノグリコシド系など)や利尿薬、大量のアスピリンなどの解熱鎮痛薬は、内耳への副作用(耳毒性)により耳鳴りや難聴を引き起こすことがあります。新しく始めたお薬の後に耳鳴りが出てきた場合は、自己判断で中止せず、処方医または当院にご相談ください。

⑤ 音響外傷

ライブ会場やコンサートなど、一度の強大な音に暴露されることで内耳の細胞が急激にダメージを受け、耳鳴りや難聴が生じます。

⑥ 騒音性難聴

イヤホンやヘッドホンでの長時間・大音量での視聴、騒音環境での就労など、慢性的に大きな音を浴び続けることで内耳の細胞が徐々にダメージを受け、耳鳴りや音がこもった感じが生じます。

厚生労働省 e-ヘルスネット「ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)について」

⑦ 聴神経腫瘍

耳の奥の神経にできる良性腫瘍です。ゆっくりと片側の耳鳴りやふらつきが進行します。片側だけ耳鳴りが続く場合は注意が必要です。

お薬に頼りすぎないために 耳鳴りそのものに対して効果が確立した内服薬は、現時点では限られています。市販の健康食品やサプリメントだけに頼って受診が遅れることのないよう、気になる耳鳴りがあれば早めにご相談ください。

耳鳴りのセルフチェック|このサインがあればすぐに受診を

以下の項目に当てはまる場合は、すぐに耳鼻咽喉科を受診してください:

  • 突然、片方の耳が聞こえなくなった(突発性難聴の可能性)
  • 激しいめまいや吐き気を伴う(メニエール病などの可能性)
  • 耳鳴りと共に頭痛や手足のしびれがある(脳出血・脳梗塞などの可能性)
  • 音が二重に響く・ずれて聞こえる(聴覚に異常が起きているサインの可能性)

耳鳴りは何科を受診すればよい?

耳鳴りの専門的な検査・治療は「耳鼻咽喉科」が基本になります。ただし、めまいや頭痛、しびれなど全身症状を伴う場合や、どこを受診すべきか迷う場合は、まず身近な「かかりつけの内科」で血圧や血液検査を含めた全身チェックを受けるのも一つの方法です。当院(薬師堂かたおかクリニック)でも内科診療の一環として耳鳴りに関するご相談を承っており、専門的な精査が必要と判断した場合は連携する耳鼻咽喉科をご案内しています。

耳鳴りが気になる方は、まずはお気軽にご相談ください WEB予約はこちら 📞 電話で予約

よくある質問(FAQ)

耳鳴りは何科を受診すればいいですか?
耳鼻咽喉科の受診が基本ですが、まずは身近な「かかりつけの内科」で血圧や血液検査を含めた全身状態を確認するのも一つの方法です。当院でも内科診療の一環としてご相談を承っており、精査が必要と判断した場合は連携する耳鼻咽喉科をご案内しています。
ストレスで耳鳴りがすることはありますか?
はい、あります。過度のストレスや疲労は自律神経を乱し、内耳の血流を悪くするため、耳鳴りを引き起こしたり悪化させたりする要因になります。
静かな場所にいると耳鳴りが気になります。対策はありますか?
無音の状態だと脳が耳鳴りの音を拾いやすくなります。テレビやラジオ、環境音(川のせせらぎなど)をかすかに流しておく「音響療法」が有効な場合があります。
耳鳴りは完治しますか?
原因によります。突発性難聴などは早期治療で完治の可能性があります。一方で、慢性化した耳鳴りは「完治」よりも「気にならない状態にする(順応)」を目指す治療が中心となることもあります。
耳鳴りは何歳頃から気になる人が増えますか?
加齢性難聴に伴う耳鳴りは40代後半から徐々に増加し、65歳以上では人口の30%以上が自覚するとされています。ただし年齢に関わらず、突然の片耳の耳鳴り・難聴は緊急性が高いサインのため、年齢を問わず早めの受診が必要です。
薬を飲み始めてから耳鳴りが気になるようになりました。関係ありますか?
一部の抗菌薬や利尿薬、大量の解熱鎮痛薬(アスピリンなど)は、副作用として耳鳴りや難聴を引き起こすことがあります(薬剤性難聴)。新しいお薬を始めた後に耳鳴りが出てきた場合は、自己判断で中止せず、処方医または当院にご相談ください。

耳鳴りが気になる方はご相談ください

「様子を見ていいものか、すぐに受診すべきか分からない」という方も、まずはお気軽にお電話ください

📞 075-950-7102
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月〜土診療 / 京都府長岡京市今里西ノ口7-1

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