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長岡京市の内科・呼吸器外科クリニック

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鼻血

鼻血
ーよくある原因と止まらない時の対処法を解説ー

「朝起きたら鼻血が出ていた」「子供の鼻血がなかなか止まらない」 鼻血は日常でよくある症状です。しかし、中には重大な病気のサインが隠れていることもあります。

まずは落ち着いて、正しい対処法を確認しましょう。本記事では、鼻血の原因や自宅での止め方、受診のタイミングを分かりやすく解説します。

鼻血の多くは「鼻の入り口」から

鼻血の約90%は、小鼻の内側にある「キーゼルバッハ部位」から発生します。

なぜ出血しやすいのか?

ここは血管が網目状に集まっている場所です。さらに粘膜が非常に薄いため、少しの刺激で簡単に出血してしまいます。

主な引き金となる要因

  • 指やティッシュの刺激: 鼻をかむ、いじる、ぶつけるなど。
  • 空気の乾燥: 冬場やエアコンの影響で粘膜が弱くなる。
  • 粘膜の炎症: 花粉症、アレルギー性鼻炎、風邪など。
  • 一時的な血圧上昇: のぼせ、飲酒、長風呂など。

注意すべき病気とその特徴

単なる刺激ではなく、背景に疾患が隠れている場合があります。特に以下の4つには注意が必要です。

① 高血圧・動脈硬化

主に高齢の方に見られます。血管が脆くなっているため、一度出ると止まりにくいのが特徴です。鼻の奥から出血する「後鼻出血」のリスクもあります。

② 血液の病気

血液を固める成分(血小板など)が減少する病気です。

  • 具体例: 白血病、特発性血小板減少性紫斑病など。
  • サイン: 鼻血だけでなく、歯ぐきからの出血や、覚えのない「青あざ」が体に増える。

③ 鼻の中の腫瘍

鼻の中にポリープ(鼻茸)や腫瘍ができているケースです。

  • サイン: 常に片方の鼻からだけ出血する。鼻詰まり、頬の痛み、膿混じりの鼻水が出る。

④ お薬の影響

血液をサラサラにする薬(抗血小板薬・抗凝固薬)を飲んでいる方は、止血に時間がかかる傾向があります。

正しい鼻血の止め方

「上を向く」「首の後ろを叩く」のは間違いです。 以下の手順で、静かに圧迫止血を行いましょう。

  1. 軽くうつむく: 座った状態で、血が喉に流れないよう下を向きます。
  2. 小鼻を強くつまむ: 両方の小鼻を指でしっかりと挟みます。 ※小鼻(鼻翼)は鼻の横のふくらみのところです
  3. 10分間キープ: 途中で指を離さず、じっと圧迫し続けます。
  4. 冷やす: 鼻の付け根を冷やすと、血管が縮まり止まりやすくなります。

【重要】 喉に流れた血は飲み込まず、静かに吐き出してください。飲み込むと胃を刺激し、吐き気の原因になります。

すぐにクリニックを受診する目安

次のような症状がある場合は、早めに当院または耳鼻咽喉科を受診してください。

  • 15分以上しっかり圧迫しても止まらない。
  • 短期間に何度も繰り返し鼻血が出る。
  • 出血量が非常に多く、貧血(ふらつき)を感じる。
  • 鼻以外の場所(歯ぐきや皮膚)からも出血がある。

よくある質問(FAQ)

Q. 子供が寝ている間に鼻血をよく出すのですが、大丈夫でしょうか?

A. お子さんは粘膜が弱く、無意識に鼻をいじってしまうことが多いため、大半は心配ありません。ただし、毎日続く場合や、体中にあざができるような場合は一度検査をお勧めします。

Q. 鼻血が止まった後、気をつけることはありますか?

A. 止まった直後はかさぶたが不安定です。数時間は鼻を強くかんだり、激しい運動、長風呂、飲酒は控えてください。

Q. 鼻血が喉に流れてきてしまったら?

A. 喉に流れた血を飲み込むと、胃を刺激して吐き気や嘔吐の原因になります。できるだけ飲み込まず、うつむいて静かに吐き出すようにしてください。

Q. 病院ではどのような治療をしますか?

A. 出血部位を特定し、薬品で焼く(化学凝固)や、電気メスでの凝固、または特殊なスポンジを挿入して圧迫止血を行うのが一般的です。

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